社員インタビュー

PM1部
部長

製品の「需要と供給」を見極め、自社の利益を最大化するプロダクトマネジメントの奥深さ。

2007年入社
Y.Y 

Interview 1

柔軟な発想や高い情報感度が求められるプロダクトマネジメント

私が担当しているのは、プロダクトマネジメントです。TD シネックスは、ディストリビューターとして、ベンダーと販売代理店をつなぐ役割を担っていますが、プロダクトマネジメントはまさにその両者の中間に立って、様々な戦略を立案する仕事です。

なかでも、私が所属するPM1部はクライアントPCやディスプレイなどのデバイスを取り扱う部署です。様々なPCベンダーから、どの製品をどのくらい販売したいかといったニーズを聞き取り、目標達成を目指します。

ここで大切になるのが「需要と供給のバランス」です。市場予測をせずに大量の製品を受け入れてしまえば、過剰在庫となり、大きな損失を出すことになります。しかし、かといって仕入量を抑制していると、欠品を招くこととなりこちらも損失につながります。そのため、私たちは適切な需要量を見極めたり、新たな需要を作ったりしながら、利益を最大化していかなければならないのです

そのなかで特に重要なのが、販売戦略の立案です。販売戦略は、PCベンダーと協力して立案するのですが、その手法は多岐に渡ります。販売代理店向け、エンドユーザー向けの独自キャンペーンの立案や新たな販売代理店の開拓、WEBサイトやSNSでのPRなど、実に様々なチャネルやツールを用いて、戦略を練っていきます。そのため、プロダクトマネジメントには、IT製品への理解はもちろん、柔軟な発想や高い情報感度などが求められます。

Interview 2

「何ができないか」より「どうすればできるか」を大切にする

私は2007年の新卒入社以来、現在までプロダクトマネジメントを担当しています。

入社当初は、プロダクトマネジメントを「効率よく仕入れて、効率よく売り切る」といった、比較的、単純な仕事だと捉えていました。そのため、ベンダーからの要望であっても、社内の体制やリソースの問題で実現が難しいものには、「お応えできません」とご回答していました。そのほうが余計な労力がかからず、結果として、ベンダーの利益になるだろうと思っていました。

しかし、そうした考えは、経験を重ねていくなかで、次第に変化していきます。プロダクトマネジメントに重要なのは、「何ができないのか」といった判断を下すことではなく、「どうすればできるのか」といった模索を続けることにあると思うようになったのです。

特に、TD シネックスは、グローバルなネットワークを有しており、世界中の多種多様な製品を扱っています。また、挑戦を奨励するカルチャーもあるため、同業他社に比べてもベンダーにご提案できる施策の幅は広いはずです。そうした環境にも関わらず、「できないことはできない」と決めてかかるのは、自ら可能性の芽を摘んでいるに等しいです。

そう考えるようになって以来、プロダクトマネジメントの仕事が、それまで以上にやりがいに溢れたものとなりました。ベンダーが示す「ゴール」に、どのような道筋で向かっていくのか。その答えを、悩みながら作り上げていくことが、現在の私にとっての最も大きなやりがいです。

Interview 3

部長就任後、世界的ベンダー社のパートナー・オブ・ザ・イヤーを受賞

2020年、私はチームマネージャーを経て、PM1部の部長に昇任しました。それまでは、特定のベンダーの製品を担当していましたが、部長就任後は、TD シネックスが取り扱うすべてのクライアントPCやディスプレイを担当することになります。

クライアントPCやディスプレイの市場において、TD シネックスのシェアはまだまだ限定的です。そこで、同市場における認知度向上やシェア拡大を図るため、私はクライアントPC、ディスプレイと他の製品とを組み合わせる施策を推進しました。例えば、クライアントPCとクラウドを組み合わせ、複合ソリューションとしてご提供。社会的なクラウド移行のトレンドにマッチした施策で、クライアントPCの販売促進を狙いました。

その結果、部署内の売上は向上。さらに世界的なITベンダーであるM社の「パートナー・オブ・ザ・イヤー」に選出されるなど、大きな成果を挙げることができました。部署を率いる身として、こうした実績は大きな誇りになっています。

現在の目標は、チームメンバーの育成や、さらなるソリューション開発を通じて、継続的な成果を挙げ、TD シネックスのディストリビューターとしての存在感を、より大きなものにすることです。今後もTD シネックスグループのネットワークを活用し、日本が挑戦できていない分野へ手を伸ばしながら、新たな取り組みに全力を注いでいきたいと思います。

Schedule

一日のスケジュール

  • 出勤
  • 売上数字の確認
  • 在庫の管理
  • 昼食
  • ベンダーとの定例会(週に1回ほど)
  • 社内打ち合わせ
  • 退勤(リモート時は退勤後、休憩を挟み業務を行うことも。)

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