シネックス、5G対応デバイス「K5G-C-100A」販売で京セラと協業

~ドローン/VR機器等提供の強みを活かし5G環境有効活用を支援~
シネックスジャパン株式会社(本社:東京 代表取締役社長:國持重隆、以下「シネックスジャパン」)は、5G環境構築に強みを持つ京セラ株式会社(本社:京都、代表取締役社長:谷本 秀夫、以下「京セラ」)と販売代理店契約を締結し、5G対応デバイス「K5G-C-100A」を20211216()より販売開始する旨、発表いたします。
今回取扱いにより法人ユーザーは当社販売店を通じ、「K5G-C-100A」に加え、ドローン/VRゴーグル/ネットワークカメラ/8Kディスプレイ等機器とあわせたソリューション提供を受けられるようになります。
詳細を見る

今回提供の背景
ウィズコロナ時代よりも以前から、少子高齢化社会による労働力不足の解決策として、国内製造業ではIoTAIを活用したスマートファクトリーの取り組み強化が行われていました。
加えて、エッジコンピューティングを前提としたリアルタイム分析が必要とされるケースは昨今では下記のように多岐にわたり、増加の一途を辿っています。

  • 事故を回避するための迅速な判断が求められる自動運転
  • 瞬時に人と商品の流れを把握が求められる無人店舗
  • 農地・雑草・天候等のデータによる農業用ロボット動作制御
  • 遠隔診断/治療を伴う遠隔医療

    このようなIoTによる新たな価値創造が成長の源泉となる時代のインフラとして、5G環境の実装と活用は欠かせません。が、技術面のハードルと既存システム再構築に必要な投資を考慮すると、既存の全機器を5G環境に対応させるのは難しい状況です。

    以上の点を踏まえ、5G環境構築に強みを持ち、社会課題/企業課題に対し多数のソリューション提供の実績を持つ京セラと、従来「超スマート社会」を見据えドローン・VR機器提供に注力するシネックスジャパンが協業し、5G対応デバイス「K5G-C-100A」の提供を開始することとなりました。

    当社提供によるお客様から見たメリット
    ・ドローン/VRゴーグル/ネットワークカメラ/8Kディスプレイの取扱い実績
    エッジコンピューティングで利用されることの多いデバイスを多数取り扱うため、「K5G-C-100A」も含めたエッジコンピューティング環境整備のソリューションご検討が可能です。

    「K5G-C-100A」の特徴
    京セラの開発した5G対応デバイス「K5G-C-100A」は、様々な機器との高い接続性と安定した連続通信性能を有しており、この1台で既存の機器を5Gネットワークに接続することができます。

    ・さまざまな機器との高い接続性
    公衆5GSub6/mmW)、ローカル5GSub6/mmW)に対応した産業用ルーター。USB Type-C™、Wi-Fi®Wi-Fi6対応)、Bluetooth®など、有線・無線で既存の製品と接続可能です。また、変換ケーブルの利用で、HDMIRS232C、有線LANでも機器と接続ができます。

    AOSP搭載によるエッジコンピューティング
    高性能CPUでエッジコンピューティングが可能。AOSP向けアプリをインストールすることで、デバイス単体でデータ処理し、クラウド集中の負荷を低減。リアルタイムで信頼性の高い処理が可能です。またプリインストールされているエンコード/デコードができるアプリにより、4K動画のエンコード/デコードにも対応。デバイス単体で手軽にモバイルでの映像配信ができます。

    ・デュアルSIM対応
    公衆網/ローカル網の双方で利用できるデュアルSIM対応。また、既存の4G網を利用したNSA方式と5G単独のSA方式に対応しています。※SAはローカル5Gでのみ使用可能です。


    ■利用シーン
    シーン❶物流倉庫で
    USBで監視カメラと接続することで、倉庫内やトラック内の映像をスムーズに伝達できるようになります。そのため管理者は監視カメラの映像を、事務所からだけではなく、在宅時や外出先からも確認することが可能になります。


    シーン❷建築現場で
    ドローンと接続して上空から情報を取得したり、建機などの遠隔操作に利用したりといった使い方も可能になります。


    シーン❸工場で
    AGVを接続することで、リアルタイムにAGVの動きを制御することができます。また、保守点検の箇所や計器数値のデータを、エッジコンピューティングで解析させることも可能です。


    シーン❹放送中継で

    撮影した映像をリアルタイムでエンコードし、5G回線を通して映像伝送すること が可能です。他にも、ネットワークカメラからの映像を遠隔地で監視したり、eスポーツをスタジアムで実施したりすることができます。


    政府がローカル5Gの普及に向けた取組みを強化するなか、地域や産業の個別ニーズへの対応、地域創生への貢献は当社課題の1つでした。以前より当社が販売するドローンやVRゴーグル、8Kディスプレイ等のデバイスも、単体での活用だけでなく、エッジデバイスとしてローカル5Gも含めた5G環境でもご利用頂くことで、より多くの社会課題・企業課題にお役立て頂ける筈です。
    シネックスジャパンは、Society 5.0の実現に向けて、これらデバイスを5G環境につないで頂き、多くの企業様含めた組織が新たな価値を生み出すご支援ができればと願っております。

    今後もシネックスジャパンは、目標、戦略、リソース、テクノロジーソリューションを共有することで、顧客、ビジネスパートナー、従業員が成功を収めることを支援します。
    賢い投資、イノベーション、ソリューションベースの製品により、すべてのステークホルダーに対する企業価値を高めます。

    シネックスジャパンについて
    シネックスジャパンは、米国TD SYNNEX Corporation(※)の日本法人です。
    シネックスジャパンは、従来の卸売ビジネスに加え、お客様の課題を解決するために国内外の製品・サービスを組み合わせたソリューション提案を行うことで、「ハイブリッドディストリビューター」としての付加価値を提供しております。また、eコマースやデジタルマーケティングにより、ビジネスパートナー様からエンドユーザー様まで幅広くサービスをご提供いたします。

    ※TD SYNNEXは全世界100ヵ国以上で従業員を有し、IT製品を中心としたディストリビューション、ロジスティクス、 ソリューションを提供する、米国Fortune(フォーチュン) 100社(2021年60位)に選ばれているグローバルディストリビューターです。フォーチュン ランキングについての詳細な情報は、こちらをご参照ください。
    TD SYNNEXページ  https://www.tdsynnex.com/

    【本件に関するお問い合わせ】
    〒135-8559 東京都江東区東陽6-3-1 東京イースト21ビジネスセンター2F
    シネックスジャパン株式会社
    デジタルトランスフォーメーション&マーケティング部門 マーケティング本部広報担当
     e-mail : pr@synnex.co.jp

    ※掲載されている社名又は製品名は、各社の商標又は登録商標です。
    ©2021 SYNNEX Japan Corp.


    ページトップ